ピアノとの別れ

夫の実家の、義姉の部屋にピアノがありました。
私が結婚した時は、すでに、義姉は嫁いで数年経っていたので、もう何年も使われていないようだし、もちろん調律もしていない様子でした。
私たち夫婦は同居していなかったのですが、結婚2年目に義母が病死、義父も入退院を繰り返す生活、さらには祖母も健在だったため、私たちは、遠距離介護を強いられていました。

 

そんな生活の中で、ピアノの処分話が進んでいき、私が、業者との段取りを任されました。
調律はしていなかったものの、型としては、かなり良いものだったらしく、予想以上の買い取り額が提示されました。
しかし、ピアノが置かれていたのが、2階の部屋だったため、なんとクレーンでなければ外に出せないことが判明。

 

その費用で結局、プラマイ0、という勘定でした。
何年も弾かれていなったピアノでしたが、お別れ前日は、小学校から高校までピアノを習っていた私が、たくさん弾いてあげました。
ところどころ、???という音もありましたが、感謝の気持ちは伝えられたと思います。